現代法話研究会

獅子吼の会


獅子吼の会とは

真宗大谷派(東本願寺)大阪教区の有志結成した会です。真宗寺院を聞法の道場へと回復することを願い、法話を中心にすえ、聞法・学習を行っております。

獅子吼のコラム 2022/05/15

おもい

 1年前。急いで家を出て歩いていたら、すれ違う人たちから視線を感じました。何故かと不思議に思いながら歩いていた時、ふと見るとガラスにマスクをしていない自分映っていました。「やってしまった」と慌ててハンカチで口を覆い、コンビニに入りました。しかし今はと言うと、日本でもマスクを外す議論がなされています。世界に目を向けると、マスクなどとっくに外して生活している国もあると聞きました。ニュースで最近の情勢を見ていても、日本の常識、私の常識について考えさせられます。

 それはインドに行った時もそうでした。現地のガイドさんから聞いた話ですが、インドは公的医療機関での受診は無料だそうです。それはいいなと思いがちですが、無料だから皆が病院へ行くため常に人でいっぱいで、なかなか医療が受けられないと言う弊害があります。富裕層の人は別の病院を利用すると言います。また、家が貧しくて働かないといけない子供たちがいるのは知っていましたが、なぜかと聞くと、親が子供を学校に通わたいと言う考え方がないらしいです。多くの人が子供は働き、家計を支える1人と言う認識だそうです。それが、いい、悪いではなく、日本の今の当たり前に慣れている私には想像もしなかった事実でした。

 獅子吼の会でも、時々悩みを相談すると「そんな悩むことかな」と別の視野を教えていただいています。私1人では到底考えもつかない「世界」を知る度に、私の「思い」に気付かされます。

 昔は私の「思い」に悩まされていました。しかし今はその「思い」も含め「私」ごと引き受けると言われています。落ち込む癖、マイナス思考が無くなったわけではありません。辛いことも悲しいことも消えたりしないです。しんどいことからは相変わらず逃げたいと思います。でも、インドを想い、獅子吼で活動することが私にとっては私の「思い」に気付かせていただく機会だと、有難いことだったと改めて感じさせて頂いております。そう思う今日もまた私の「思い」にがんじがらめの私です。

合掌(石谷 弥恩)

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